ときめきプロジェクト

ときめきセレクション受賞施設におじゃましました! その⑤ 地域活動支援センター「翼」

2018.03.27

ときめきセレクション受賞施設におじゃまするこのコーナー、最後は「布ぞうり」で入賞した、地域活動支援センター「翼」さんをご紹介します!

 

これまで「プッシュ手芸の手作りキット」や「和紙のおもてなしセット」などで受賞し、すっかりセレクションの常連となった「翼」さん。

「布ぞうり」は、ゆかたを細く裂いてしっかりと編んであり、ふかふかでとっても気持ちのいい履き心地。取材班も長年愛用している逸品です♪

地域活動支援センター「翼」は、九州で最初の高次脳機能障がいの方の支援施設として誕生しました。高次脳機能障がいとは、交通事故や脳梗塞、くも膜下出血、心筋梗塞などさまざまな原因で脳が損傷することによって生じる後遺症のこと。記憶障害や失語症、感情や行動のコントロールがしにくいなど、人によって症状が異なります。外見からは分かりにくいため「見えない障がい」とも言われ、周囲の理解を得にくかったり、当事者が自分の障がいになかなか気づかなかったりといったこともあり、地域生活を送るうえで困難を抱える方が多いという現状があります。

 

「翼」では、そんな高次脳機能障がいの方が集まって商品づくりを行っています。

「指先を使う細かい作業は脳のリハビリにもいいんですよ」と、理事長の中川修一さん。

布ぞうりを編む作業はボランティアの古賀八重子さんが行い、メンバーの皆さんはゆかたの縫い目をほどいてアイロンをかけ、細く裂き、不要な糸を抜いて・・・と入念な下準備で編む作業を支えます。

さらに、鼻緒を作るのもメンバーの皆さんの役割。ビニールロープを束ねて細かく裂き、カラフルなゆかたの布でくるみます。

「翼」の布ぞうりは鼻緒がやわらかく、長時間履いていてもまったく痛くならないのですが、それはこのロープを丁寧に裂く鼻緒づくりに秘訣があるのだとか。

使用するゆかたも、昔ながらの綿100%のものにこだわっています。

「吸水性や肌ざわりの良さを考えると、やっぱり綿でないと」と古賀さん。

ぞうり本体と鼻緒はすべて違う布を組み合わせるため、同じものは一つとしてありません。ゆかたならではの鮮やかな色やレトロな柄がかわいくて、選ぶのもとっても楽しい!

約10年ほど前から作り始めたこの布ぞうり、今では年間に300足以上を作っているそうです。履き心地の良さでリピーターになる人が増え、福岡だけでなく九州全域から注文がくるそうですよ。

天然素材で、ゆかたのリサイクルにもなり、汚れたら洗って長く履き続けられる布ぞうりはエコで経済的。いまの時代にぴったりですね。

男性用・女性用に加えて子ども用もあるため、一家全員で愛用している家族も多いそうです。父の日や母の日などのギフトにもおすすめです^^

 

注文は、地域活動支援センター「翼」までお電話で。

着なくなったゆかたの寄付も大歓迎です!

 

◎布ぞうり 男性用(約26~27cm)1800円、女性用(約23~24cm)1500円、子ども用(約18~20cm)1200円

※サイズは上記以外の細かいサイズも注文可。

 

■地域活動支援センター「翼」

福岡市中央区長浜1-2-6 天神スカイマンション502

TEL092-732-0539

 

 

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